アスファルトよりも照り返しが強い!?その意外な場所とは?
こんな話を聞いたことがありませんか?
「紫外線はアスファルトからの照り返しがある」
なので対策するなら太陽光が降り注いでいる上からだけではなく、下からもしなければならない、という話です。いくら日傘をさしていても下からの紫外線を予防できていないと無駄だということですね。
ではアスファルトの照り返しによる日焼けの心配はどの程度なのでしょうか?どうやって対策をすれば良いのでしょうか?
アスファルトは本当に紫外線を反射するのか?数値から検証!
まずアスファルトからの照り返しはどれくらいの量になるのか調べてみました。すると、反射率は思ったよりも低いんです!その反射率は、なんと10%!
上から降り注ぐ紫外線の量を100%として、下からの反射は10%なのだとしたら、それほど対策に恐れる必要はなさそうですよね。
他のものと反射率を比較してみるとこの様になります。
- アスファルト・・・10%
- 草・土・・・〜10%
- 砂地・・・10〜25%
- 水面・・・10〜20%
なんと、アスファルトの照り返しは草地や土と数値的にはそれほど大きく変わらないのです。
この結果を見て比較してみると、10〜25%の「砂地」と「水面」が両方存在している海辺が対策には最も危険ということになりそうですね。
海辺では特に水着やTシャツなどの薄着になることが多いと思います。ですから夏の海辺が一番紫外線の照り返しによって日焼けしやすいということになるのではないでしょうか。
紫外線の照り返し80%!その意外な場所とは・・・
ですがもう一つ気をつけたいことがあります。それは反射率が最も高いのは「新雪」だということ。
- 新雪・・・80%
上記の反射率とは比較にならないほどの照り返しの強さを誇っているのが新雪です。確かに「雪焼け」という言葉もあり、雪が降った直後の天気の良い日は紫外線対策に最も気をつけたい一日となるのです。
冬場は薄着をすることはないと思いますが、スキー場や雪が多くある土地に行く場合は、冬でも日焼け止めを塗ることが大切です。冬だからと油断してしまう方も多く、それが紫外線対策の意外な落とし穴と言えます。